平日毎日更新!

月刊コミックバンチとBバンチの作品が毎日読める!

hoge

Bバンチ漫画賞 第2回

新潮社バンチ漫画大賞

『吸血戦争』

連載確約&『月刊コミックバンチ』2020年2月号に受賞作掲載!! 佳作「10万円」
ねこ鍋(ねこなべ)
STORY
荒廃した世界。人々は人間の血液を主食とする怪物“女神像(ヴァルキュリア)”におびえながら生活していた。そんな中、“女神像”を倒しながら旅をする少女・弥良と巨漢の玲の前に、生贄にささげられた少女・シノが現れ…。
編集部より
キャラクターのデザインや世界観が作りこまれていてストーリーの奥行を感じました。また後半のアクションシーンがとても秀逸でそれだけで読者を引き込める力があると思います。ただ一方で設定の説明が多く、前半がもったりしている印象です。今後は、説明しすぎないことを意識して描けるとより良くなると思います。

『The numbers』

連載確約!! 佳作「10万円」
いなずまたかし
STORY
医療AI・通称“プロフェッサー”の発明により医療技術が飛躍的に発達し、脳死時臓器移植が義務化された近代日本。移植の義務化により新設された医療保険庁勤務の臓器コーディネーター・立浪は、その傍若無人な態度からクレームが絶えないが。
編集部より
設定がよく作りこまれていて、移植者・提供者・コーディネーターと臓器移植にかかわるそれぞれの立場から描かれるストーリーをもっと読んでみたいと思いました。ただ、説明シーンが多く、比例して主人公のキャラクターが弱く思えてしまい、せっかくの設定が生かし切れていない印象です。今後はもっと主人公のキャラクターを掘り下げて、物語の牽引役に出来るとより深みが出ると思います。

『ERROR』

奨励賞「5万円」+審査員特別賞「10万円」
じゃんだれ
STORY
いつか来る滅びに備え、日夜「怪物」と戦う5人のクローン戦士たち。どんな強敵でも5人で力を合わせれば倒せる! だけど、個性的なメンバーを束ねるリーダーのブルーはどこか不安を抱えていて。
編集部より
短いページ数の中でよくまとめられており、クローンを作った組織の存在や実験をしている博士たちなど気になる謎が多く、ワクワクしました。ただ、「クローンである」という部分が冒頭で明かされていて、その後大きな驚きが無いのが勿体なく感じます。今後は全体の構成だけでなく、1話の中で山場をどこに入れればより効果的かを意識して描けると、さらに読者を引き込めると思います。
期待賞特製QUOカード(500円分)
『咲宮さんに蹴られたい』 松田薬局

総 評

審査員
あずみきし先生

『ERROR』はセンス抜群なので、どうとでも化けそうな感じ。戦いのシーンも、敵のビジュアルセンスも良いです。 クローンである、という説明は最後に持って来た方がいいですね。普通の戦隊ものと見せかけておいて、闇を感じさせるテーマをぶち込む…これですよこれ。 第1話の醍醐味が存分に感じられたので、こちらを特別賞に選びました。 『吸血戦争』は、画面作りがめちゃくちゃかっこいいです。せっかくかっこいいものが描けるんだし、第1話だし、きちんと全部説明しようとせずに人間同士のドラマをもっと見せてくれるといいなと思いました。 話の半分近くが家の中で会話&説明になってるのがもったいないかなと。とはいえめちゃくちゃかっこいいので、ガンガン描いていってほしいです。 『The numbers』はまさに青年漫画の第1話、完成されてます。色んな人のドラマとか、人間関係とか、主人公立浪の秘密とか、医保庁が出来た経緯とか描かれていくんだろうなあ。 こういったテーマを描く時、作中のキャラクターがどんな考えを持っていても自由ですが、作者ご本人はご遺体に対する敬意を忘れないでいてほしいと思います。 『咲宮さんに蹴られたい!』は独特のクセを持ってますね。応募作を読んだら「自分だったらここをこうしてこう面白くする」みたいに考えるんですが、そんなことよりこのクセを思いっきり活かした方がいいです。かわいい男子とかっこいい女子、割とありふれたテーマに付けた「蹴られたい」という変態性をそのクセでさらに強くしてみてほしいです。 編集者さんは1を2にも10にもしてくれる、読み手のプロです。担当さんにガンガン意見を貰って、これからガンガン持ち味を活かしたものを描いていってください。

  1. トップページ
  2. 第1話選手権
  3. 第2回